SonosでテレビのDolby Atmos(ドルビーアトモス)オーディオを聴く
Sonos Arc、Arc SL、Beam (Gen 2)、Era 300(サラウンドとして)はすべて、ホームシアターシステムで使用した場合、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)を再生できます。この記事では、お使いのAtmos対応製品がテレビ音声をDolby Atmos(ドルビーアトモス)再生できるかどうかの主な要因について説明します。これらの要因には、テレビのHDMI接続、NetflixやAmazon Prime Videoといったストリーミングサービス、Fire TV、Roku、Apple TVといった物理的なソースデバイスが含まれます。
お使いのSonos製品がテレビのAtmos信号を受信していると、Sonosアプリの[再生中]画面と[システムについて]メニューに表示されます。
HDMI ARCとHDMI eARC
ARCとeARCは、HDMIケーブルでホームシアターサウンドシステムにオーディオを送信するプロトコルです。Dolby Atmos(ドルビーアトモス)コンテンツを再生するには、Sonos Arc, Sonos Arc SL, やSonos Beam (Gen 2)をHDMI ARCまたはHDMI eARCに接続してください。HDMI ARCまたはHDMI eARCに対応していないテレビもありますので、お使いのテレビの取扱説明書をご覧になり、どちらのHDMI接続を利用できるかご確認ください。下の表では、他のホームシアター音声フォーマットと比較して、どの物理的接続がDolby Atmosに必要であるかを示しています。
ステレオサウンド
(PCM)
5.1 サラウンドサウンド
(Dolby Digital)
Dolby Atmos
(Dolby Digital Plus)
Dolby Atmos
(Dolby TrueHD)
HDMI eARC
HDMI ARC
光アダプター
ほとんどのDolby Atmosオーディオは、Dolby Digital Plusコーデックを使用してHDMI-ARCで再生できます。ロスレスDolby Atmosオーディオを再生するには、Dolby TrueHDコーデックを使用してHDMI-eARCが必要です。
ストリーミングサービス
一部のテレビ番組や映画のストリーミングサービスでは、Dolby Atmosに対応しています。NetflixなどのサービスでDolby Atmosコンテンツを再生するには、特定のサブスクリプションプランが必要です。Dolby Atmosに対応しているストリーミングサービスでも、Dolby Atmosオーディオでの再生に対応していない番組や映画もありますのでご注意ください。Dolby Atmosに対応しているかどうかは、各ストリーミングサービスプロバイダーにご確認ください。
ソースデバイス
Dolby Atmosオーディオを再生できるかどうかは、コンテンツを再生する物理的なソースデバイスにも左右されます。例えば、Amazon Fire TV CubeはDolby Atmosコンテンツに対応していますが、それよりも前の世代のFire TVでは対応していません。ソースデバイス(Roku Ultraなど)がDolby Atmosに対応していても、一部のテレビではDolby Atmosオーディオを再生できません。ほとんどの場合、テレビはオーディオをDolby Digital 5.1に再エンコードします。お使いのデバイスがDolby Atmosに対応しているかどうかは、デバイスのメーカーにお問い合わせください。