SonosでNASドライブを使用する
ネットワークアタッチトストレージ(NAS)ドライブは、ネットワークに接続するスタンドアロンハードドライブです。NASドライブはパソコンなしでオンライン状態になるので、パソコンの電源が入っていなくてもSonosシステムからミュージックライブラリの曲にアクセスできます。
SMBv2またはSMBv3ファイル共有プロトコルを使用できるようにNASドライブを設定し、ライブラリをS2 Sonosシステムと共有することを強くお勧めします。SMB設定の確認・変更方法は、NASドライブの取扱説明書をお読みください。
始める前に
NASドライブのミュージックフォルダへのネットワークパスが必要です。パスには、NASドライブのホスト名かIPアドレスを使用できます。NASドライブのパスがわからない場合は、NASドライバーの取扱説明書やサポートをお読みください。
よくある例:
- IPアドレス:\\<IP Address>\Music
- WD MyCloud:\\WDMYCLOUD\Public
- Apple Time Capsule:\\<TimeCapsuleName>\Data
共有ミュージックフォルダにユーザー名とパスワードを設定している場合は、設定時に入力してください。
NASドライブをSonosに追加する
iOSまたはAndroidの場合
- iOSまたはAndroidでSonosアプリを開きます。
- [設定]タブで、[システム] > [ミュージックライブラリ] > [ライブラリ設定]をタップし、[+]をタップします。
- NASドライブへのパスの他、(必要な場合は)ユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名とパスワードを設定していない場合、この欄は空白のままで結構です。
- [次へ]をタップします。
macOSまたはWindowsの場合
- macOSまたはWindowsでSonosアプリを開きます。
- [管理]メニューで、[ミュージックライブラリ設定]をクリックします。
- macOSの場合は[+]、Windowsの場合は[追加]をクリックします。
- ネットワーク接続デバイス(NASドライブなど)を選択します。
- NASドライブへのパスを入力し、[次へ]をクリックします。
- (必要な場合は)NASドライブのフォルダのユーザー名とパスワードを入力します。ユーザー名とパスワードを設定していない場合、この欄は空白のままで結構です。
- [次へ]をクリックします。
Sonos S1でのNAS共有
Sonos S1システムでNASを使用する場合、NASがSMBv1/CIFSファイル共有プロトコルに対応していることが条件となります。ファイル共有にSMBv1を使用する場合、既知のセキュリティリスクがあります。レガシー上の理由によりSMBv1の使用を選択する場合は、SMBv2および(特に)SMBv3の認証および暗号化保護はネットワークで利用できません。SMBv1を使用すると、NASにあるデータが不正アクセスに対して脆弱になる可能性があることにご注意ください。
NASをSonosに接続する場合は、Sonos S2へアップデートして、SMBの最新バージョンを使用することをおすすめします。