ワイヤレス干渉を軽減する
この記事では、Sonos製品周辺のワイヤレス干渉を軽減する方法をご紹介します。ワイヤレス干渉を軽減することにより、オーディオが途切れたり、アプリに製品が表示されなくなったりするなどの問題が解消されることがあります。
ワイヤレス干渉は、複数のデバイスが同じWi-Fiスペース内で競合することで発生します。それによってパフォーマンスに問題が生じている場合は、ネットワークのワイヤレスチャンネルを変更するか、干渉の原因からSonosを遠ざけることで、すぐに解決することがあります。
ワイヤレスチャンネルを変更する
ワイヤレス干渉は、Sonosシステム、ルーター、またはその両方が使用しているワイヤレスチャンネルを変更することで軽減できます。
- Sonos製品をルーターのWi-Fiネットワークに直接接続している場合、ルーターの2.4GHzワイヤレスチャンネルを変更し、パフォーマンスが改善されるかどうかご確認ください。
- Sonosをイーサネットケーブルでルーターに接続している場合は、Sonosシステムのワイヤレスチャンネルを変更してください。
ルーターのワイヤレスチャンネルとSonosのワイヤレスチャンネルの両方を変更する場合、ワイヤレス干渉の悪化を防ぐため、Sonosがルーターと同じチャンネルに設定されていないことを確認してください。
Sonosでは、1、6、11のワイヤレスチャンネルでルーターまたはSonosシステムをテストすることをお勧めしています。チャンネルを変更したら、Sonosで音楽を再生し、パフォーマンスが改善されたかどうかをご確認ください。
ワイヤレス干渉を起こしている他の機器からSonosを離す
他のデバイスや電子機器も、ルーターやSonosシステムと同じワイヤレス周波数を使用できます。そのような機器を1台または複数お使いで、Sonosシステムとの間で干渉が発生している場合は、そのデバイスの電源を一時的に切って、問題が解消するかご確認ください。解消される場合、その機器をSonos製品から離れた場所に置いてみてください。一般的にSonos製品は、他の電子機器から最低0.5m離して置くことが推奨されます。
通常2.4GHzまたは5GHzのワイヤレスを使用する機器
- コードレスまたはDECT方式の電話
- ワイヤレス ビデオトランスミッターまたはセキュリティカメラ
- WiFiルーター、WiFiエクステンダー、アクセスポイント
- ワイヤレスオーディオシステム
- ベビーモニター
- ワイヤレスケーブルとセットトップボックス
- スマートホーム機器のハブ
干渉の原因となりうるその他の機器
- 外部モニターやLCDディスプレイ
- (使用中の)電子レンジ
ワイヤレス信号の妨害となっているものがないか確認する
壁や物の表面の材質によってはワイヤレス信号を吸収してしまい、信号損失を引き起こし、好ましくない動作の要因となることがあります。Sonos製品を設定する時には、以下のような物理的障壁、またはルーターなどのワイヤレスデバイスに注意し、必要に応じて置く場所を変えてください。
例えば、レンガの壁は木製の壁よりもワイヤレス信号を妨害する可能性が高くなります。Sonos製品を金属面に置いた場合、木製面に置いた場合よりもワイヤレス関連の問題が生じやすくなります。
材質の種類
干渉の可能性
木
低
合成物
低
ガラス
低
水
中
レンガ
中
大理石
中
石膏
高
コンクリート
高
金属
とても高い