Sonosをワイヤレスネットワークで使用する場合の推奨設定

ほとんどの家庭や小規模事業ユーザーには、ワイヤレス設定をおすすめします。これは一般的に、最も簡単にSonosシステムを設定し、使用を開始できる方法です。6部屋以上への同時ストリーミング、特に高ビットレートオーディオのストリーミングを予定している場合は、できるだけ多くのSonos製品を有線接続することをご検討ください。

WiFi機器の信号が弱い、あるいはネットワーク速度が遅い場合は、Sonos製品に同様の問題が発生する可能性があります。WiFiパフォーマンスを改善するためにネットワーク機器の変更やアップグレードを予定している場合、Sonosは通常、専用ルーターかWiFi 5以上のメッシュネットワークシステムをおすすめしています。

ほとんどのルーターには、Sonosと使用する場合の特別な設定は必要ありません。ただし、重要な設定もあります:

  • ルーターの対応モードと帯域幅をWiFi 6までとしてください。これにより、ネットワークにある旧バージョンのデバイスとの下位互換性が確保され、新バージョンのデバイスはハードウェアが対応する最新WiFiバージョンに接続されます。
  • 2.4GHzの場合は、チャンネル自動選択を有効にしてください。ルーターは、接続されているデバイスに最適なチャンネルを選択します。これはワイヤレス設定にのみ推奨されます。
  • 2.4GHzに20MHzチャンネルを選択してください。40MHzはスループットが高くなる可能性がありますが、干渉の影響を受けやすく、通常は必要ありません。
  • 5GHzや6GHz(WiFi 6E)には、「すべて」または「自動」を選択してください。
  • ワイヤレスネットワークがお使いのSonosシステムに対応しているかどうかを確認するには、システム要件に関する記事をお読みください。

Sonosアプリが動作しているデバイスを接続するには、デバイスがSonosと同じWiFiネットワークに接続されている必要があります。Sonosはゲストネットワークに対応していません。

ISP提供のネットワーク機器

ほとんどのインターネットサービスプロバイダー(ISP)は、モデムとルーターを組み合わせて提供しています。これは通常、ほとんどのユーザーにとっては十分ですが、特に複数のユーザーがいる家庭や敷地面積が広い家では、スタンドアロンルーターやメッシュシステムによって通信範囲やパフォーマンスが向上することが多くあります。

パフォーマンス向上のためにご自身のルーターやメッシュシステムを使用する場合、IPS提供のルーターをブリッジモードに設定することをおすすめします。これにより、WiFiとルーター機能が無効になり、問題が発生する可能性が低くなります。お使いのデバイスでこの設定を行う方法については、ご利用のISPにご相談ください。

お客様サポート

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